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看護師長のメッセージ

看護師長 桜井エミ

自発的に自分たちにできることを探し、お互いを支える職場になってきたのが嬉しい
この1年で職場に大きな変化が出てきたと思います。それはスタッフが自発的に仕事を進めるようになり、とても楽しそうに仕事をするようになったことです。その転機は退院支援だと思います。当初はスタッフも退院支援のこと、ケアマネージャーさんとの連携などわからないことが多く、こちらでいろいろと段取りをしたりしていました。しかし、地域連携室と協力をして、実際に病棟の外に出て、患者さんのところに訪問し、生活を見るようになってから患者さんとの関わり方が変わって来ました。患者さんの生活を見ることにより、退院支援や指導がより具体的にイメージできるようになり、現実的な支援や指導ができるようになったからだと思います。もちろん、道筋を示すことから始めましたが、実際にやってみることで得るものが多かったのでしょう。今では自分の経験をもっと活かせないか、できることはもっとあるんじゃないかとスタッフ同士が支え合うようになりました。


訪問看護ステーション所長 小寺久美子

親しみやすく、頼ってもらえる、気軽に相談できる訪問看護ステーションにしていきたい
私の部署は訪問看護ステーションです。私は、4月1日に地域連携室からの移動でしたので、訪問看護は不慣れな状態であり、その上管理者として仕事をしていかなければならないのでここ1ヶ月半ほどは少し大変でした。職員は私を含め3名ですが、他のメンバーに支えてもらいながらチームで頑張っています。訪問看護の仕事は、これまで経験してきた病院内における看護とは違い、患者さん、私たちは利用者さんと呼んでいますが、利用者さんひとりひとりがそれぞれ異なる日常生活を持っていてその中に入って看護ができるのがこの仕事の魅力だと感じています。病院では短い時間の関わりの後、退院すれば日常的な人間関係は途絶えますが、訪問看護は長い期間に渡って、人間関係を築き、しかも一人に30分、60分としっかりとした時間を使い、関わることができるので、その人らしい生活を実感でき、その中でいかにして健康維持をしていくかを考えて喜んでもらえるので病院での看護とは違うやりがいを感じています。もちろん主治医の指示のもとというのが前提ですが、生活環境が皆さん違うので、それを踏まえた創意工夫ができるのは看護師にとっての一番の魅力ではないでしょうか。私はこのステーションを利用者さんはもとより、そのご家族、地域のケアマネージャーさん、医療や福祉の専門職の方々、広くは地域住民の皆さんにとって「親しみやすく、頼ってもらえるステーション」にしていきたいと考えています。そのためには気軽に相談できるということをもっと地域に知ってもらえるようにしていきたいと思います。


看護師長 深水ゆり

4人のリーダーと一緒に問題意識を共有し、部署の課題を取り組む風土を定着させたい
私の病棟では患者さんの入退院の数が多く、患者数も増えている状況です。入院に関しても当然のことながら日々一定ということはなく、集中して多い日などがあります。 そんな中で、スタッフがやりがいを感じ、働きやすい環境を作るのが私の役割と認識しています。まず、時間外で働くことをなくすことを基本的な考え方として、スタッフ全員が協力して取り組んでいます。最近、とても心強いのは4人のリーダーがどんどん成長していることです。これは、私も反省しないといけないのですが、師長が全部言わないといけない、取り仕切らないといけないと思い、それまでは現状の課題を口に出さないこともあったように思います。 面談を通じて、リーダー個別に現状の課題だけでなく、私自身の現状も話し、リーダーとともに一緒に頑張りたい、だから一緒に頑張ってほしいと意志を伝えました。リーダーの理解があり、一緒に何とかしてくれるようになりました。例えば、異動して来たばかりの人が職場に早く溶け込むように接してくれたり、落ち込んでいるスタッフがいると積極的に声掛けをし、引っ張ってくれたりしています。私は、スタッフがやりがいを感じ、働きやすい環境の中で仕事をしてもらうために、リーダーと問題意識を共有し、課題に対して協力して取り組むかを常に考える風土を定着させたいと思います。


地域連携グループ 看護師長 水谷淑子

病院の看護師と地域の看護師が交流できる機会の創出が地域連携室の大切な役割
私の部署は院内の各病棟と地域の医療機関の連携を主に担当しています。具体的には、患者さんの医療機関への受診・入院、また医療機関からの退院・転院がスムーズにできるようにするために、院内連携のみならず、医療機関、介護施設をはじめとして、行政や福祉に関わる多くの施設を繋ぐ役割を担っています。私は、訪問看護に関わってきた経験から、患者さんが病院という限られた場所で生活するのではなく、本来いる場所で生活できることが大切であると実感しています。患者さんのご自宅に伺うと、これまで病院では気づかなかった看護の視点を持つことができます。患者さんの生活の場での看護は、私たち看護師のコミュニケーションの拡がりが違います。病院では知ることができない様々な話題がそこにあるからです。病院ではなかなか見ることができない患者さんの表情に嬉しく感じます。一方で病院でしかできない看護の役割も明確になります。これらの経験より、入退院支援を視野に入れた看護の提供にも注力していきたいと思っています。地域包括ケアの一端を担う病院の連携室としては、病院の看護師と地域の看護師が交流できる機会の創出も大切な役割と思っています。病院の看護師には地域や患者さんの日常生活をもっと知る機会を、地域の看護師さんには病院における看護にハードルを感じずに接してもらえる環境つくりをしていきたいと思っております。



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