地域へつなぐ、心に寄り添う看護を大切に。
東病棟は患者さんの"これから"を応援していきたい
私が師長を務める東病棟は「地域包括ケア病棟」として、患者さんが安心して地域へ戻れるよう支援することを第一に考えています。そのため、入院前の生活を深く理解し、患者さんご自身の意思決定を尊重しながら、退院後の生活を見据えた看護を提供していきたいです。具体的には、退院後もその人らしい生活を送れるよう、食事やADL(日常生活動作)、排泄ケア、嚥下機能の評価と対応など、生活の質を維持し向上させるための関わりを大切にします。また、病院にいる間から退院後のことを考え、必要な社会資源との連携や、ご本人やご家族が安心して生活できるための具体的な提案ができるよう努めます。以前、訪問看護を2年間経験したことで、在宅での生活の実際や課題を肌で感じ、病院内だけでは見えなかった視点を得ました。この経験を活かし、より現実的で温かい支援ができる部署を目指したいと思います。看護師には、病院の中だけでなく地域に目を向け、多職種と連携しながら患者様を支えることに「働きがい」を見出してほしいと願っています。経験豊富な看護師も多いので、それぞれの強みを活かし、日々の業務の中で互いに学び合い、ケアの質を高め合えるような、そして何よりも患者さん中心の温かい看護を提供できる職場を目指していきます。
「患者さんが主体」という意識で、日々柔軟に助け合うことで、新しい気づきを増やしていきたい
私は中央看護課の師長をしています。中央看護課は、外来・透析・手術の3つの役割を担っている部署です。外来では、患者さんより深く関わり不安に寄り添うことが大切だと考えています。そのためには、通院されている患者さんがどのような事を思い、どのように生活しているのかといったことを聞くことができるような仕組みづくりが必要だと考えています。患者さんの病状や生活状況を把握したうえで院外の多職種との連携が積極的にでき、病気を持った患者さんの生活を共に支えていくような看護を実践してきたいと思います。
透析については、家族や介護サービスのサポートを受けて通院されている方が多くおられます。生涯続く透析に通い続けることができるように、患者さんやその背景を把握して先を見据えた看護を考えていきたいと思います。また、手術については、医師としっかりと意思疎通をし、術前訪問を通じて、患者さんの安心・安全を向上していきたいと思います。3つの役割を担っていますが、中央看護課という同じ組織の仲間ですので、お互いに協力し合い、それぞれ学び合い、成長させるということを共通認識していきたいと思います。日々柔軟に助け合うことで、新しい気づきを増やせることを強みとして、「患者さんが主体」という意識を持ち、看護の質を向上したいと思います。
地域の急性期医療を担う病棟としての役割を果たし、看護師がやりがいを持って働ける職場にしたい
私たちの職場は急性期全般を担当している急性期病棟です。私は当院に勤務して11年経ちますが、部署異動することなくこの病棟で勤務し看護師長になりました。看護スタッフは毎年、新人看護師の入職や異動などで私が入職した当時から当病棟で勤務している看護師は一人もおらず、顔ぶれも変わっています。師長になってからもつい現場に口を出してしまったり、手伝ってしまう事もあるのですが、現場のスタッフの考えを尊重し、スタッフ同士が相談しやすい環境を作り、スタッフの自主性が発揮できる病棟にしたいと思っています。私たちの仕事は患者さまが安心安全に入院生活を送ることができ、かつ患者様にとって有益であることが第1だと考えています。その為には、看護師一人一人が自ら考え、
アセスメントし行動に移すことができる必要があるため、まずその土台作りから始めていきます。そのためにも、お互いに相談ができる、発言しても安全な環境を大切にしていきたいと思います。亀山市で本格的に入院患者さんを受け入れる病院は当院しかありません。市民の皆さんから頼りにされる公立病院としての使命を感じ、期待に応えられるよう貢献していきます。
「いてくれるだけで安心」
ご自宅での"その人らしい時間"に寄り添う訪問看護を目指したい
私が訪問看護の現場で日々感じているのは、お一人おひとりの「生活の場」にお邪魔し、その方らしい時間を支えることの奥深さです。時には「もっとこうすれば身体が楽になるのでは」という専門職としての思いと、利用者様ご自身が望む「今の生活を変えずにいたい」というお気持ちの間で、常にどう関わるべきかを深く考えます。そんな中で、「訪問に来てくれるだけで安心する」「あなたがいてくれるだけで良かった」といったお言葉をいただくと、言葉にならないほどの喜びと責任を感じます。これは、技術だけでは得られない、心と心のつながり、信頼関係があってこそいただけるものだと痛感しています。私たちの訪問が、利用者様やご家族の不安を少しでも和らげ、穏やかな毎日につながるのであればという思いが、やりがいにつながっています。そうしたやりがいをスタッフに持ってもらうべく、一人ひとりが利用者様の小さな声にも耳を傾け、心に寄り添えるケアを提供できるステーションでありたいと願っています。技術の研鑽はもちろんですが、何よりも相手を思う温かい心を大切に、地域の方々にとって身近で信頼できる存在を目指していきたいです。当院の医療機関としての背景も活かし、必要な時にはスムーズな連携を取りながら、地域の皆様が安心してご自宅での療養生活を送れるよう、精一杯サポートさせていただきたいと思います。
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