看護師になるのが小さいころからの夢だった


story010看護師 稲場真優美
幼いころに交通事故で入院経験を持つ私は、気がつけば「大きくなったら看護婦(師)さんになりたい」という夢を描くようになっていました。今思えば、幼いころに受けた看護の温もりが心のどこかに残っていたからかもしれません。
看護師になってからは、私が育った地域にある当院に数年勤め、転居に応じて転職。再び地元に帰ることになったときには、以前お世話になった当院に、迷うことなく戻ろうと決めました。当院のいいところは、職員同士がアットホームな環境と、地元に密着しており患者さまに近い立ち位置で接することができること。患者さまとの距離が近い分、返ってくる反応も大きくて、看護にやりがいを感じやすいと思います。
当院の強みは、この土地に入り込んでいるというところなので、そこをもっと強化して高齢化が激しいいこの地域の患者さまを、看護の手で護っていきたいと思っています。

忘れられない患者さまがいっぱい

現在私は、正規職員として夜勤専従で勤務しています。夜勤専従というのは、3交代でいう準夜帯と深夜帯を合わせて勤務し、1か月に144時間労働を行います。月9回の夜間勤務ですが、子育てとの両立もしやすく、今の私にとっては、自分のライフスタイルに合ったベストな働き方だと思っています。
看護師になってから、もうずいぶんの年月が流れましたが、経験を積むごとに忘れられない患者さまがたくさん増えていきます。中でも、ある末期の患者さまに「あなたは仕事を頑張って。私は上で待っているから・・・」と言っていただいたことは今も忘れることができません。残り少ない貴重な時間を、私のために割いて言葉をかけてくださったことに感謝すると同時に、少しだけでも辛い場面に寄り添えたことに、看護師としてのよろこびを感じました。

先を見据えて看護ができるように

今、看護師としてこだわりを持っているのは、その人なりの退院後のことを考えて援助をするということです。退院先はその人によってさまざまですが、退院したその日から始まる生活に、困難をきたすことがないように、予測して関わることを強化したいと考えています。
退院後は、どんな住居で、どんな生活スタイルに戻られるのかによって、必要な日常動作も異なるため、それに応じたリハビリが必要です。それは急にできることではないので、入院時から考え援助が必要です。また、末期の入院の方であれば、苦痛が少なく最期の時が迎えられるように介入することが必要です。そんな看護をめざして、日々の中で、先を見据えた援助ができるよう、チーム全体に働きかけていきたいと考えています。
また、今は個人的に臨床アロマスクールに通っているのですが、資格が取れたらアロマの技術を使って、後輩たちに心と体のメンテナンスを提供できたらいいなぁと思っています。それにより、当院の看護師たちがいい看護ができるようにバックアップしていけたら嬉しいです。

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