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糖尿病療養指導士のあゆみ

藤島愛  看護師・糖尿病療養指導士

当院には、看護師、薬剤師、検査技師、理学療法士、栄養士で形成された糖尿病療養支援委員会があります。
この委員会の一員として糖尿病の患者さんへの支援をしています。糖尿病で来院される患者さんに対する私の仕事は血糖コントロールの支援や相談を受けたり、フットケアを提供することです。また2ヶ月に1度外来のロビーで糖尿病教室を開いています。私が糖尿病療養指導士を目指したのは、糖尿病患者さんが増加する中、悩みや血糖コントロール悪化予防のための改善点はその患者さん一人一人で違うため、専門的な知識をもって支援をしたかったからです。

糖尿病患者さんの思いは人それぞれです。
悩みの内容、血糖コントロールへ思い、その一つ一つに答えて支援していきたいと思います。最近はテレビなどのマスメディアで糖尿病が取り上げられることが多くなってきました。報告されている内容がすべて患者さんに合っているとは限りません。患者さんは様々な情報を取得して、「これでいいのか。こうすればよくなるのか」という思いを抱えて外来受診されている方も多く見えます。不安を抱えたまま糖尿病治療をしていくのではなく、些細なことでも相談していただき共に改善点、目標を見いだせたらと思っています。またそのお手伝いがしたいと思っています。

患者さんの中には、手術の前の検査や違う病気で受診したら糖尿病が進行した状態で発見されるという方も多いのが実際です。
糖尿病が進行した状態だと手術が予定通りに受けられない、傷の治りが遅いなど影響もあります。糖尿病発症から生活が変わってしまったということが無いように、糖尿病教室などを通し予防や早期発見に力を入れていきたいと思っています。また働き盛りの人は健康診断で糖尿病が指摘されていても、症状がない、仕事が忙しいなどの理由で放置されていることが多く、受診したときには合併症を発症していることもあります。今後は働いている人への支援をどのようにしていけばよいかを考えていきたいと思います。

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