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新人看護師のあゆみ-一年間を振り返って

中西 萌

温かい患者さんや病棟の雰囲気の中で
知識や技術を深めることができた充実の一年間


▲看護師になって嬉しかったこと、良かったと思うこと
看護師になって、患者さんやご家族に顔や名前を覚えてもらい、親しく話しかけてもらえた時は嬉しく感じました。「そうやって気遣ってくれると本当に嬉しい、前向きになれる」と笑顔で自分の思いを打ち明けていただいた時、異常に気づき、症状を和らげられた時に先輩方に「よく頑張ったね」と声をかけてもらった時などは特に嬉しい瞬間でした。

▲新人研修で印象に残っている研修
フォローアップ研修で、不穏時の患者さんに対してはどのように対応すればより安心感を与えられるのか、認知症の患者さんにとって病院という新しい環境で過ごすとはどのような気持ちになるのかといったことを深く考えたり、自分が患者さんの立場になって考えてみることで不快に感じるケアを経験したことはとても印象に残っています。ベッド上で一日を過ごすことは活動も変化もなく、時間もわからない。刺激がない生活では認知機能の低下を招きやすいことを実感することができました。
認知症研修において初めて自分が評価する側で長谷川式簡易知能評価スケールを用いて評価した研修は特に印象に残っています。スケールを用いて評価するのはとても緊張しました。そのような場面で遠回しに質問したり、日常生活や時事のことなど何気ない会話の中に質問項目を交えたり、ゲーム感覚で行なってもらうなど場の雰囲気を和らげるような方法が効果的であることを学びました。日々のケアの中でも、自分の業務や観察項目だけでなく、場を和ませることができるような会話を取り入れたいと思いました。

▲上司や先輩にメッセージ
知識もなく、技術もままならない、焦ってしまいケアが滞ってしまう時にも「この場面ではこのようなことが考えられるから、こう対処する」というように場面を見て的確に助言を頂き、変化に気づけた時などは前向きになれる言葉をかけて頂きました。この1年で、自分の性格や知識技術の不足などから不安になることが多く、泣いてしまったり、焦ってしまうことが何度かありましたが、色々な角度から助言を頂き、話題を変えて和ませて頂いたりする中で、とても前向きになることができました。自分の不足点も分析することができ、社会人1年目はとても楽しく充実した一年でした。

▲この病院で働いて良かったと思うこと
整形外科、内科、外科、眼科があり、高齢な患者さん、また、症状や病態の経過が違う患者さんが入院しており、広く様々な解剖生理学について理解しておくことの必要性を知ることができました。温かい患者さんや病棟の雰囲気の中で知識や技術を深めることができ、優しく温かい看護を目指す私にとって、勉強になることが本当にたくさんありました。

 

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